機能性胃腸障害体験談②〜心療内科に行った〜

機能性ディスペプシア体験談

こちらのブログでは、機能性胃腸障害を患い、克服するまでの記録を綴っています。
これまでの経緯はこちら
機能性胃腸障害体験談①〜機能性胃腸障害ってなに?わたしの初期症状〜

薬が効かない

前回、総合病院で胃カメラをしたのですが、特に異常なしで胃酸を抑える薬で経過観察となりました。

ところが、総合病院で処方いただいた薬でも効かず。。
相変わらず、酸っぱいものが込み上げてきて、喉が詰まったような感じが日々続きました。
さらに、胃の調子もおかしくなってきて、ご飯をちょっと食べただけで胃もたれをして気持ち悪くなってしまうような状況でした。

再度病院に行ったものの、「胃カメラでも特に異常は見られないし、この薬も効かないとなると、西洋医学ではどうにもならない。…ストレスではないですか?少しゆっくりした時間を持つ事が大事ですよ」と言われてしまいました。
身体の不調を改善したくて病院に来たのに、西洋医学ではどうにもならないと・・
ショックで絶望的でした。

その時に、西洋医学とは?と思い、少し調べたところ
内科などの病院で出される薬は対処療法。症状に対してそれを軽減する薬の処方がされるが、病気の根本を治すものではない」ということを知りました。

それならどうしたら・・
ストレス=精神的なもの=精神的な病なのか?と思うようになりました。

実際に、思い当たる節はいくつかありました。
・急に涙が出てくる
・ふとした瞬間に死にたいと思う(電車を待っている時とか)
・気が滅入って朝起きれない

また、仕事がとても忙しくなっていた時期で、休みの日や寝る前にも考えてしまったり、過度なプレッシャーを感じていた可能性があります。

心療内科へ行くことを決意

このままでは、体調も悪いし精神衛生状況も良くない。
頼りにしたいお医者さんからも、もうできることはないと言われる。
でも、誰でもいいから助けてほしい。これ以上悪くなりたくない、なんでもいいから試してみようと、勇気を振り絞って精神科・心療内科の病院を探しました。

今では抵抗はありませんが、当時は心療内科や精神科に行くこと自体にかなり抵抗がありました。
自分には縁のないところだと思っていましたし、行く事が恥ずかしいと思っていました。

精神科と心療内科の違いもよくわかっていなかったのですが、以下となっているようです。
・精神科:心の症状や病気を専門とし、うつ病やパニック障害など、心の病気そのものの治療を行う。
・心療内科:様々なストレスが原因で、身体に症状が現れる症状を治療する。

参考)https://clinic.nanko-hp.com/info210408

上記により、私の場合はストレスを感じた結果、胃腸の不調をきたしていたため、「心療内科」が合っていると思い、通える心療内科を探しました。

初めての心療内科

初診までの流れ

初診を受けるまでの実際の流れを参考までに記載します。

1.予約
初回予約は、どこも予約が取りにくかったです。
初めはとにかく予約するのも勇気が入りましたが、これが大事な一歩でした!

2.来院
予約しても待つかもしれないという事で、開始時間ぴったりくらいに行きました。
驚いたのは、そこにはもう何人か並んでいた事。
男性サラリーマンが多かったように思います。(品川にもアクセスの良い駅の近くだったからか・・)

みんな同じなんだな、仕事が大変なのかな・・と少し客観視しながら待ちました。

3.診察
受付を済ませて、アンケート用紙を記入して待った後、呼ばれました。
男性の先生でした。
質問を受ける形で、どんな症状が起きているか?自分の中で何が原因だと思うか?などを聞かれました。
どんな症状が起きているか、について、理解してもらえるのは有り難かったです。
1番辛いのは、原因不明の胃腸の不具合ですと伝えたところ、初めて『漢方』を処方されました。
処方されたのは、【六君子湯(りっくんしとう)】でした。

先生からは、もし気が滅入ったりする事が辛ければ、精神安定剤も処方する事ができるけど、まだ様子を見てもいいと思う。どうするか?
と問われたのですが、精神安定剤は最終手段にしたかったので様子をみることにしました。

4.診察料について
初診料数千円と、診察代は診察時間でいくらと設定されているようでした。

診察後について

まずは六君子湯を1日3回服薬して、定期的に通院することになりました。

▶︎六君子湯の効能:胃腸が弱く、胃がもたれて食べられない方。(胃炎、胃腸虚弱、胃下垂、消化不良、食欲不振、胃痛、嘔吐に)
参考:https://www.tsumura.co.jp/products/ippan/047/index.html

漢方は、体質改善を目的としており、2週間以上続けないと効果を感じにくい処方も多いのですが、六君子湯に関しては個人的には即効性があり、3日程で少しずつ胃の膨満感を和らげる効果を感じました。
(完全になくなる訳ではありませんでした)

ちなみに六君子湯は一般的なドラックストアでも買えますが、お医者さんで処方してもらうと、安く手に入れる事ができます。

初めての心療内科のエピソードは以上になります。
その後、通い続けることに疑問を感じ、病院を変更した話は次のブログへ続きます。
機能性胃腸障害体験談③〜機能性胃腸障害外来を発見!転院〜

Profile
Writer

30代のOL・1歳娘を子育て中。
AEAJアロマインストラクター資格取得後、オーストラリアで自然療法を学ぶ。
漢方養生指導士(ベーシック)・登録販売者資格保持。

~Comment~
25歳で機能性ディスペプシアを患い、一般的な薬が効かない、心身の不調を経験してから、漢方治療・アロマ・ハーブの力にとても助けられました。
毎日の植物療法の取り入れ方や、これまで学んだことを少しでも発信していけたらと思っています。
また、子供が生まれてから遊びに行った場所や日常も合わせて綴っていきます。

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